第1783回 仙台中央倫理法人会 経営者モーニングセミナー

気仙沼市倫理法人会 相談役
株式会社あさひ鮨 代表取締役 会長
村上 力男(むらかみ りきお)様





テーマ
『あれから10年』と、題してご講和頂きました。

本日は2011年3月11日東日本大震災からちょうど10年。

経営者モーニングセミナーはいつもと同じように始まりましたが、
東北にとって忘れられない今日という日は
どこかいつもと少し違う雰囲気で始まりました。

有坂会長の挨拶では集まった70名全員で被災された方々へ黙とうをささげ、
村上様のご講話では震災当時の状況や復興への想いをお話し頂きました。

当時、津波が押し寄せる様子を村上様は
「まるで映画を見ているようだった」と表現されました。

それくらい信じられない光景が目の前にはあり、
多くの悲しみと不安が東北をはじめ、日本中に広がりました。

その状況で一度は気持ちを失いかけた村上様でしたが、
周囲の方々からの支えや被災した店舗の泥の中から出てきた柳刃包丁から
「諦めてはいけない」というメッセージを受け取り、
次第に考え方を変えていかれました。

今では「気仙沼は震災を機に生まれ変わった」とおっしゃっています。

そもそも、昔、気仙沼港は
遠洋マグロの水揚げ金額が400億円にものぼる日本屈指の港でしたが、
近年では人口が減少し、水揚げ額も下がる中、震災が起こりました。

ただ悲しみの中にいても仕方がない。

村上様は周囲の方々を巻き込み、町の復興に取り組まれました。

観光の妨げになる6mの堤防も
「良い景色を見る丘、緑の高台にしよう」と考え方を変えて提案。
まっさらな紙に絵を描くように気仙沼市を生まれ変わらせていきました。

「地域のために」という想いがまさに
言い続けるとその通りになるかのように実現されていきました。

東北の地にとって、思い出したくはない、
ただ決して忘れてはならない3月11日の出来事。

私たちはこの悲しみとそこからの学びを後世に伝えていく責任があると
改めて強く自覚する機会を頂きました。

また、講話後には感想発表会を行い、
多田様をはじめ、ゲストの方々より感想を頂きました。



これからも1日1日を大切にしながら生きていく強さを身に着けるためにも
日々学び続けていきます!

2021年3月11日